究極のグリルで焼くコストコのTボーンステーキ

お盆休みにコストコのTボーンステーキをワイルドに焼く

今年(2022年)の北海道の夏は雨が多くて湿度が高く、週末も野外で何かするには不向きな日が多かったように思います。お盆休みの一日、ちょっと天気が良かったので北十勝にある神秘の湖、然別湖の湖岸にある天望山に登りました。この日は幸い展望も良く湖全体がきれいに見渡せました。

天望山から神秘の湖「然別湖」。

翌日は前から予定していたコストコのTボーンステーキを焼くことに。先日僕の好きなYoutubeチャンネルの一つ「肉のプロフフェッショナル」を見ていたら、ちょうどコストコのTボーンステーキを焼く動画があり、それがとても美味しそうだったのでお盆休み用にコストコで肉を仕入れておいたのです。

因みに「肉のプロフェショナル」では僕たち素人が知らない、あるいは気付かない肉調理のノウハウがとても分かりやすい動画になっていて、BBQや肉好きな人に

お薦めのチャンネルです。

究極のグリル「サンタマリア・アルゼンチン」

昨年海外から輸入した大型グリル「サンタマリア・アルゼンチン」。焼き網を上下することができ、加えて肉の脂が炭に落ちにくい設計になっていて、究極のグリルとまで呼ばれています。なかなか本格的に使う機会がなかったのですが、今回はこのグリルを使おうと思います。

「サンタマリア・アルゼンチン」グリルの全景。横幅は90㎝あります。
横に付いたハンドルで焼き網の高さを調節します。
V字型のロストルには角度があり、脂が手前の脂受けに落ち炭に直接向かいません。

先ずは生ソーセージから焼きます

ステーキの前にコストコの生ソーセージを焼きます。いつもは味の濃いブラジル風生ソーセージを焼きますが、コストコの生ソーセージも結構いけます。味付けが濃くないので、むしろ普通の人は食べやすいかもしれません。写真でも噴き出た脂が手前の方に流れていくのがわかります。

コストコの生ソーセージ。脂が手前に流れていきます。
ビールのつまみに生ソーセージは最高です。南米流BBQの基本。

次にTボーンステーキをスキレットで焼きます

今回焼くコストコのTボーンステーキは2枚入って約7000円のお値段でした。肉の値段が高くなってきているのはBBQファンには悲しいニュースです。

先ずはスキレットで焼きます。

一枚目のTボーンはスキレットを使い、「肉のプロフェッショナル」の焼き方を参考に焼くことにします。先ずスキレットに牛脂を入れて十分脂を出し、そこに塩コショウしたTボーンを投入します。が、ここでちょっと失敗が。ソーセージでビールを飲み過ぎて酔いが回り、ニンニクと生のローズマリーをスキレットに入れ忘れてしまいました。肉は程よく焼けましたが、画竜点睛を欠くようでちょっと残念です。BBQとはいえ調理前に飲み過ぎは禁物です。

程よく焼けましたが、ニンニクとローズマリーを入れ忘れました。

ステーキはスキレットやフライパンで焼くのがいいか、グリルの網で直接焼くのがいいか迷うところですが、脂の少ない輸入肉の場合は、厚さや大きさにもよりますが基本的にはスキレットの方が良いと思います。網だとどうしても脂が落ち過ぎてしまいますが、スキレットだとニンニクやハーブの風味を含んだ牛脂をかけまわしながら焼くことができ、これによって脂を補いながら肉の風味も引き立てることが出来るからです。またTボーン位の大きさの肉を焼くスキレットは、やはり12インチくらいのサイズが適していると思います。

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次はTボーンステーキをグリルの火で直接焼きます

スキレットの肉はいったんアルミフォイルで包んで休ませます。次はサンタマリア・アルゼンチンでTボーンを直接焼くことにします。

焼け具合を見ながら網全体を上下して温度調節します。

直接グリルで焼く場合は脂が落ちやすいということから、僕の場合、塊肉のグリルではオリーブ油等を使ったマリネードを施しています。今回は最近見た海外Youtube動画を参考に澄ましバターを初めて使ってみました。澄ましバターは英語ではclarified butterと言います。温めて溶かしたバターの上澄みだけを取り出したバターで、これを使うと焦げやすい成分が除かれるのでグリルした際に雑味が生じにくくなるようです。今回は肉の表面に澄ましバターを塗り、ラップに包んで半日置いてから塩コショウして焼きました。

アルミフォイルパンを上から被せると輻射熱で熱効率が断然良くなります。

野外で僕が肉をグリルする際に使うのがアルミフォイルパンです。これを上から被せると輻射熱の力で熱効率が大幅に強化されます。早く焼けるということもありますが、例えば直火を抑えながら全体の熱効率を上げるような場面でも使えます。野外で気温が低い場合や風がある場合にも調理を安定させてくれます。僕はジャパンBBQカレッジの講習会でこれを教わったのですが、今ではアルミパンは僕のBBQ道具のなくてはならない存在になっています。

グリルの特徴を出すために、肉の下からスモークチップの煙を当てました。こうするとアメリカ人が大好きなスモークフレーバーが肉に加わります。全体にグリルで焼いた場合は焼き色も焦げ目がきれいで、見た目がとても良くなるようです。焼け具合を見ながら焼き網の高さを調整できるのは流石「サンタマリア・アルゼンチン」ならではで、おかげで慌てずじっくり肉を焼くことが出来ます。

下から軽くスモークもあてました。直火は焼き色がきれいに仕上がります。

肉をアルミフォイルに包んで休ませたら完成

右がスキレット、左がグリル直火。どちらも美味しい。

グリルで焼いたTボーンもフォイルに包んで少し休ませました。最終的な仕上がりは上の写真です。グリルで焼いた方が焼き色が強く出ています。味は甲乙つけがたいです。コストコのTボーンは2枚組なので焼き方を変えて楽しむのは大正解だと思います。

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最後にグレービーソースについて。これは「肉のプロフェッショナル」で時々出て来るもので、正直これ使うとどんな肉でも美味しくなりそうな抜群の味です。基本はスキレットで肉を焼いた残りの油に牛脂を足し、そこに擦ったニンニクと醤油(甘い九州醤油がマスト!)を加えます。詳しくはYoutubeチャンネル「肉のプロフェッショナル」で是非お確かめください。簡単だし、これだけ覚えても価値があると思います。