フィリーチーズステーキ風サンドイッチで晩秋のアウトドアランチ

小春日和の野外ランチ

本州の11月はまだ暖かな日が多いと思いますが、北海道ではあちこちから雪のニュースが聞こえてきます。北海道では小春日和と呼べるような穏やかで気温も高い日は大体11月の中旬頃までです。

11月中旬の小春日和の北海道十勝。カラマツの葉が青空に映えます。

前回のブログ記事で書いた南米パラグアイのおやつパン「チパ」を焼いた日はちょうどそんな小春日和の一日でした。天気が良いのでパン焼きの合間に野外でランチを作って食べることにしました。

フィリーチーズステーキサンドイッチを作ってみました

この日のランチに作ったのは先日たまたまYouTubeの動画で見たフィリーチーズステーキサンドイッチです。僕は海外のBBQ動画を見るのがとても好きなのですが、日本のBBQ動画に比べて、海外の動画ではパンやフラットブレッド(無発酵または微発酵のシンプルなパン)等を肉や野菜と上手に合わせて、とても美味しそうなサンドイッチやハンバーガーを作っています。動画で見たフィリーチーズステーキサンドイッチもまさにそんな感じで、是非作って食べたくなっていたのです。

材料はシンプル、BBQの翌日の朝食や昼食にピッタリかも

フィリーチーズステーキサンドイッチというのは米国のフィラデルフィア発祥だそうです。フィリーというのはフィラデルフィア。僕はお店等で実際に食べたことはないのですが、ポイントは薄切りの牛肉を使うこと、野菜はよく炒めたタマネギとピーマンを使うこと、そして肉と野菜にチーズを乗せることの3つのようです。特別な材料は要りませんし、この材料だと例えばキャンプでBBQをした翌日の朝や昼に残った野菜や肉を使って簡単に作れそうです。

今回使った材料:小ぶりのバケット、ステーキ用牛肉、スライスチーズ、タマネギ、ピーマン、ニンニク、バター、マヨネーズ、ウスターソース

フィリーチーズステーキサンドイッチの材料。基本はパンと牛肉、チーズ、タマネギ、ピーマン。

作り方はとても簡単で、しかも素早く出来ます

作り方はとても簡単です。先ず小ぶりのバケットを用意して真ん中に切り込みを入れて開きます。次にバターとおろしニンニクを混ぜたニンニクバターをバケットの開いた切り込み面にさっと塗ります。フライパン(またはスキレット)を熱して、バケットのニンニクバターを塗った表面を温めておきます(写真下)。

バケットの開いた切り込み面にニンニクバターを塗り温めます。

次はフライパンに油をひき、刻んだタマネギを色が付くまで炒めます。途中で刻んだピーマンも加え、適当なところでフライパンから取り出します。

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野菜はタマネギから炒め、途中でピーマンを足し、色付いたら一旦取り出します。

次は肉です。今回はステーキ用の牛肩ロースを包丁で細かく刻みました。レシピでは肉は薄くと書いていますが、じゃぶじゃぶ用の肉までは薄くする必要はなく、ある程度厚さがあった方が美味しくなると思います。肉に火が通ったら野菜をフライパンに戻して肉と一緒に炒め、最後にウスターソースを加えて味付けします。

肉を炒め火が通ったら野菜を戻し、ウスターソースで味付けします。

全体が馴染んだら肉と野菜をフライパンの中で左右2列に並べ分け、その上にチーズを乗せます。チーズが溶けたら具材の完成です。

肉と野菜の上にチーズを乗せ、チーズが溶けたら具材の完成。

仕上げは具材をパンに挟むだけ、味は驚きの美味しさ⁉

最後の仕上げはバケットの切り込み面にマヨネーズを塗り、その上に肉と野菜とチーズの具を乗せて挟んだら完成です。本当にシンプルなレシピで大方10分もあれば出来上がります。

フィリーチーズステーキ「風」サンドイッチの出来上がり。

さて味の方は如何でしょうか。早速頂いてみると、思っていたよりもずっと美味しく、少々びっくりしました。流石は伝統あるレシピですね。とてもシンプルだけど具材と調味料とのマッチングが抜群なのだと思います。これならBBQの翌日だけでなく、当日のサイドメニューにしても価値があると思います。なお、僕は本物のフィリーチーズステーキサンドイッチを食べたことがないので、今回作ったものはあくまでもフィリーチーズステーキサンドイッチ「風」ということにしておきます。

味は想像以上に美味しかった。ビールにすごく合うと思います。